第4回つるがしま文化塾 「郷土・鶴ヶ島を知ろうⅡ」~高倉のまちづくり~
2010年 02月 02日
去る1月23日(土)に、第4回「つるがしま文化塾」が開催されました。
「つるがしま文化塾」は、企画・運営スタッフ(10名)が毎年企画の段階から講座を作り上げています。今年度の文化塾は「郷土を知ろう」ということに重点を置いて企画されました。高倉地区は、地域が一丸となって「鶴ヶ島市ふるさとの郷(むら)構想」を進めています。地域を知り愛着を持つことによって、子どもたちに残すふるさとをもっと良くしたいという気持ちも生まれます。そこから地域活動に繋がると素敵ですね。
今回は企画スタッフの一人・森崎隆一氏が講師です。高倉地区で毎年開催される「菜の花まつり」のなかで「菜の花ウォーク」を実施しているのですが、森崎氏は実行委員長を務めています。
さて、「高倉の話だけでは時間がもたないよ」とおっしゃっていた森崎氏は、いろいろ下調べをされて、鶴ヶ島市の概要から話し始めました。鶴ヶ島市って埼玉県のほぼ中央に位置するのですね。
明治22年に3,221人だった人口は、昭和41年に町になったときに10,059人、市になった平成3年には63,723人、そして現在(平成21年12月1日)は69,974人となっています。森崎氏はいろいろな資料を用意してくださいましたが、その中には、「人口、交通、公共施設(主なもの)の推移」という表があり、見比べてみるとなかなか興味深いものでした。
指定文化財一覧表もありました。鶴ヶ島市にはどんな種類のものがいくつあるかご存知ですか? 青字をクリックすると見られますので、是非ご覧ください。
他にも「市民農園」、「市民の森」、「区画整理事業」、「開墾」、「鶴ヶ島市民憲章」から「鶴ヶ島音頭」や「ふるさとの四季」の音符付き歌詞まで!!普段まとめて見ることのない資料は、大変興味深いものでした。それも手書きです!お疲れ様でした。
もちろん、高倉のまちづくりについても抜かりはありません。ご自身が実行委員長を務める菜の花ウォークについては地図に落とした歩くコースを見ながら説明され、「鶴ヶ島市ふるさとの郷(むら)構想」については、担当職員が作成した資料を基に説明されました。これは不正確なことを話してはいけないと、森崎氏が職員に依頼して作ってもらったそうです。全文は市のHPに載っています。こちらもクリックしてみてくださいね。
下調べを十分にされたことが伺えるお話で、皆さんも満足な様子でした。
次回の「つるがしま文化塾」は、2月20日(土)です。「NPO団体と交流しよう」というテーマで、つるがしま里山サポートクラブが管理をしている市民の森を訪ね作業を体験させていただいた後、「ここほっと」で昼食を摂りながらお話を伺います。実際に活躍している市民のお話は、参考になりますね。その後は東公民館を見学して解散です。
by sikatu5600 | 2010-02-02 13:39