先輩から学ぶ コミュニティビジネス
2010年 03月 03日
去る2月27日は、「シニアSOHO普及サロン・三鷹」の堀池喜一郎氏をお迎えして公開講座を開催しました。
これは昨年5月から毎月開催してきた「ミドルエイジのための+αカフェ」が、次のステップへと続けるための講座でもあります。
そもそも「+αカフェ」は、団塊世代を中心に、退職後の地域での生き方のヒントになるようにと開催されたものです。毎月異なるゲストをお招きして、お話を伺い、お茶を飲みながら様々な生き方を学んできました。
そして今回、先輩から学ぼうと白羽の矢が立ったのは、堀池喜一郎さんです。堀池氏は定年後の暮らし方を視野に入れ、現役の時にボランティアを始められました。きっかけは市の広報です。その後「シニアSOHO三鷹」を立ち上げ、行政や企業と多様な協働ビジネスを展開してこられました。
★シニアは地域の埋蔵金★
堀池さんが話された印象的な言葉です。
パワーポイントでシニアの「機能的健康度の変化パターン」という図表で、アクティブシニアとそうではないシニアを折れ線グラフであらわしたものを示されたのですが、元気な状態でいられる長さが違います。
元気なときに活動することで早期衰弱を防ぎ、能力・役割を発揮すれば、医療費の削減にも繋がると話されました。確かに職業経験・人生経験豊かなシニアは莫大な埋蔵金です!!
堀池氏は三鷹だけではなく、各地の成功事例を取り上げて話されましたが、会社人間から地域とつながるには、
①地域には多様な人がいるので共生が必要であり、
②都会の場合はゆるいネットワークと発信が必要であり、
③地域ではなく、コミュニティで役立つことをと提唱されました。
コミュニティと言われるのは、自分に向いた団体活動を探すという事です。
自分自身も楽しんで活動しなければ、活き活き出来ませんものね。
待っているのではなく、ITを活用することも勧められました。
★ただならぬおじさんを目指す★
これも堀池さんの言葉です。
堀池さんは「無償をしない」ということを強調されました。小銭でもお金は稼ごうとおっしゃいます。それは「生きがい」だけでなく「やりがい」につながるからです。
お金を貰えば専門性を高めなければなりませんし、継続しなければなりません。継続することで仲間作りも出来るのです。ただしお金の決め方はリーズナブルにとも話されました。
「ただならぬ」とは、無償ではないという意味とただ者ではないという意味が込められています。
最近は「どこ竹」という竹とんぼ作りを子どもたちに教える活動にも力を注いでいる堀池氏は、その効果を持参した竹とんぼを飛ばしながら教えてくださいました。
司会は「+αカフェ」開催委員会スタッフ(「+αカフェ」は市民スタッフと一緒に企画しています。)の藤岡さんです。講師の到着が遅れている間、一分間自己紹介をして時間を繋いでくださいました。
さすがの名司会ぶりでした。
終了後は、やはりスタッフの市川さんがコミュニティビジネス研究会を立ち上げようと話されました。今回の参加者はスタッフを除いて26名です。知ったお顔もちらほら見受けられますが、ほとんどが始めての方でした。それも40代~60代半ばまでの方が多くいらっしゃいました。
アンケート用紙でCB研究会参加希望者を募ったところ、16名の希望者が!!
3月の「+αカフェ」は、手を挙げてくださった皆さん+α(当日は参加できなかった方もいらっしゃるので)で、CB(コミュニティビジネス)研究会を発足させましょう。
アンケートは23枚回収。所用で先に帰られた方を除いて、全員が提出してくださいました。ご意見、ご感想の中からいくつか紹介します。
★ 「人と違う事をすることが大切である」という言葉が印象に残りました。
★今までCBという言葉の意味の認識があいまいでしたが、本日の話でCBの具体化の流れがよく理解できた ので、大変参考になりました。
★すべて参考になりました。目が開かれたような気がします。
★「タダならぬおじさん」おもしろい表現、似たようなことをしているが、広がらないのは発信することをあまりし ていないからということが、つくづくわかった。
★小額でもお金を稼ぐことが、目標や意識を高めるという点が参考になった。
★人との会話が苦手でなかなか前に進めないので、積極的になれて、CBをわくわく勉強してみたい。
★生きがい、やりがい、ナイスガイの3ガイ主義に共感しました。堀池さんの輝きから、多くの気づきを得まし た。本も購入して拝読するのを楽しみにしています。
★自己紹介があるとは思わなかったので驚きましたが、おもしろかったです。
★何をするにしても人から指示されるのではダメ、自分で何をするかを作る。
★今後の生き方において、とても参考になるお話でした。ありがとうございました。「ただなるぬおじさん」を目指 していきたいと思いました。
★現在週3日、会社勤務しているが、いずれ早期にリタイヤして、完全フリーとなり、趣味に生きたいが?収入 が激減するのでまだやめられないでいる。不定期である程度の収入にもなる、「やりがい」を見つけたく考え ている。
これ、全部ではありません。
アンケートを集計して堀池さんにもお送りしたのですが、こんなにたくさんの書き込みに、感動したとおっしゃっていました。
もっと写真を入れたいのですが、容量オーバーの表示が出てしまいます。かなり縮小してあるのになぜ?
これは昨年5月から毎月開催してきた「ミドルエイジのための+αカフェ」が、次のステップへと続けるための講座でもあります。
そもそも「+αカフェ」は、団塊世代を中心に、退職後の地域での生き方のヒントになるようにと開催されたものです。毎月異なるゲストをお招きして、お話を伺い、お茶を飲みながら様々な生き方を学んできました。
そして今回、先輩から学ぼうと白羽の矢が立ったのは、堀池喜一郎さんです。堀池氏は定年後の暮らし方を視野に入れ、現役の時にボランティアを始められました。きっかけは市の広報です。その後「シニアSOHO三鷹」を立ち上げ、行政や企業と多様な協働ビジネスを展開してこられました。
★シニアは地域の埋蔵金★
堀池さんが話された印象的な言葉です。
パワーポイントでシニアの「機能的健康度の変化パターン」という図表で、アクティブシニアとそうではないシニアを折れ線グラフであらわしたものを示されたのですが、元気な状態でいられる長さが違います。
元気なときに活動することで早期衰弱を防ぎ、能力・役割を発揮すれば、医療費の削減にも繋がると話されました。確かに職業経験・人生経験豊かなシニアは莫大な埋蔵金です!!
堀池氏は三鷹だけではなく、各地の成功事例を取り上げて話されましたが、会社人間から地域とつながるには、
①地域には多様な人がいるので共生が必要であり、
②都会の場合はゆるいネットワークと発信が必要であり、
③地域ではなく、コミュニティで役立つことをと提唱されました。
コミュニティと言われるのは、自分に向いた団体活動を探すという事です。
自分自身も楽しんで活動しなければ、活き活き出来ませんものね。
待っているのではなく、ITを活用することも勧められました。
★ただならぬおじさんを目指す★
これも堀池さんの言葉です。
堀池さんは「無償をしない」ということを強調されました。小銭でもお金は稼ごうとおっしゃいます。それは「生きがい」だけでなく「やりがい」につながるからです。
お金を貰えば専門性を高めなければなりませんし、継続しなければなりません。継続することで仲間作りも出来るのです。ただしお金の決め方はリーズナブルにとも話されました。
「ただならぬ」とは、無償ではないという意味とただ者ではないという意味が込められています。
さすがの名司会ぶりでした。
終了後は、やはりスタッフの市川さんがコミュニティビジネス研究会を立ち上げようと話されました。今回の参加者はスタッフを除いて26名です。知ったお顔もちらほら見受けられますが、ほとんどが始めての方でした。それも40代~60代半ばまでの方が多くいらっしゃいました。
アンケート用紙でCB研究会参加希望者を募ったところ、16名の希望者が!!
3月の「+αカフェ」は、手を挙げてくださった皆さん+α(当日は参加できなかった方もいらっしゃるので)で、CB(コミュニティビジネス)研究会を発足させましょう。
アンケートは23枚回収。所用で先に帰られた方を除いて、全員が提出してくださいました。ご意見、ご感想の中からいくつか紹介します。
★ 「人と違う事をすることが大切である」という言葉が印象に残りました。
★今までCBという言葉の意味の認識があいまいでしたが、本日の話でCBの具体化の流れがよく理解できた ので、大変参考になりました。
★すべて参考になりました。目が開かれたような気がします。
★「タダならぬおじさん」おもしろい表現、似たようなことをしているが、広がらないのは発信することをあまりし ていないからということが、つくづくわかった。
★小額でもお金を稼ぐことが、目標や意識を高めるという点が参考になった。
★人との会話が苦手でなかなか前に進めないので、積極的になれて、CBをわくわく勉強してみたい。
★生きがい、やりがい、ナイスガイの3ガイ主義に共感しました。堀池さんの輝きから、多くの気づきを得まし た。本も購入して拝読するのを楽しみにしています。
★自己紹介があるとは思わなかったので驚きましたが、おもしろかったです。
★何をするにしても人から指示されるのではダメ、自分で何をするかを作る。
★今後の生き方において、とても参考になるお話でした。ありがとうございました。「ただなるぬおじさん」を目指 していきたいと思いました。
★現在週3日、会社勤務しているが、いずれ早期にリタイヤして、完全フリーとなり、趣味に生きたいが?収入 が激減するのでまだやめられないでいる。不定期である程度の収入にもなる、「やりがい」を見つけたく考え ている。
これ、全部ではありません。
アンケートを集計して堀池さんにもお送りしたのですが、こんなにたくさんの書き込みに、感動したとおっしゃっていました。
もっと写真を入れたいのですが、容量オーバーの表示が出てしまいます。かなり縮小してあるのになぜ?
by sikatu5600 | 2010-03-03 20:52