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視察に来館されました。

 公民館や図書館と違い、市民活動センターはまだまだこれからの施設です。なにしろ一番最初に出来た埼玉県の「彩の国市民活動サポートセンター」が13年8月に設置なのです。わが市のセンターは開設3年半ですが埼玉県内で5番目に出来た施設です。けっこう早かったのですね。では、他市町村はどうかというと、今年の2月に県がアンケート調査をして回答があったのは13ヶ所(含・県の施設)でした。設置場所や管理方法、職員の有無までさまざまなので、ちょっと比較してみましょう。設置年月順に並べると、
①埼玉県(H13年8月14日)「彩の国市民活動サポートセンター」県民活動総合センター(伊奈 町)の一部を利用。県から(財)いきいき埼玉が受託の上、業務はNPO法人エヌピーオーさいたまに委託。1名常駐。ボランティア相談員1名。
②越谷市(H13年9月1日)「市民活動団体室」中央公民館内にあり、利用者の自主管理。
③蓮田市(H14年3月10日)「はすだNPOプラザ」コミュニティセンター1階のスペースを使用。 公設民営で、「NPO法人市民プロジェクトはすだ」に管理運営委託。
④入間市(H16年4月1日)「入間市市民活動センター」既存の施設を改装し、1、3階を使用。  公設民営で受付業務のみ市民団体「まちづくりサポートネット元気な入間」が担当。当面は貸館施設。
⑤鶴ヶ島市(H16年6月26日)「鶴ヶ島市市民活動推進センター」新設・公設公営。ワカバウォーク(シ ョッピングセンター)内で賃貸。正職員2名を含む8名でのシフト制。常時2.3名勤務。一部証明書発行業務兼任。
⑥鴻巣市(H16年7月1日)「鴻巣市市民活動推進コーナー」駅前行政サービスセンター内。公設公営。職員常駐はなし。
⑦ふじみ野市(H18年5月1日)「市民活動支援センター」新設。ふじみ野市サービスセンターの1室。 市の直営。非常勤のコーディネーターが週3日、臨時職員2名が2日ずつ常勤。
⑧川口市(H18年7月1日)「かわぐち市民パートナーステーション」新設。キュポ・ラ商業・公益棟4階。公設公営。職員8名、社会福祉協議会職員3名、ボランティアコーディネーター2名常駐。
⑨戸田市(H18年7月1日)「戸田市ボランティア・市民活動支援センター」市役所敷地内。市民・社会福祉協議会・市の三者による共同運営。社協職員2名、サポートスタッフ(市民)1名、NPO法人戸田市ITボランティアの会1名の4名が常勤。
⑩朝霞市(H19年5月1日)「市民活動支援ステーション」新設。都市再生機構コンフォール東朝霞6号棟1階部分一部借り上げ。市直営。市職員2名、派遣社員1名(受付・案内)
⑪坂戸市(H19年5月1日)「坂戸市市民活動交流フロア」北坂戸出張所の一部を利用。公設公営。職員常駐はなし。
⑫草加市(H19年10月1日)「市民活動センター」草加市立市民交流センター1階を利用。市の直営。正職員2名、臨時職員3名のシフト制。
⑬さいたま市(H19年10月25日)「市民活動サポートセンター」新設。指定管理者・NPO法人さいたまNPOセンターと市の共同管理運営方式。指定管理者が主に運営や事業を担当、市が主に施設管理を担当。

 と、いう様な状況なのですが、これから検討しているという市町村が、時々視察に来館されます。

 今日は蓮田市から来館されました。蓮田市では職員でプロジェクト・チームをつくり、現在手分けをして既存の施設を視察しているそうです。まず施設設備より、つくるまでの過程や運営方法をしっかり聞いてくるようにと送り出されてきたとのこと。細部までしっかり学んでいかれました。

by sikatu5600 | 2008-10-29 17:03  

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