2010年 02月 02日 ( 2 )

 

ミドルエイジのための+αカフェ「コミュニティカフェを知ろう」

 去る1月23日(土)の午後はミドルエイジのための+αカフェ「コミュニティカフェを知ろう」が開催されました。 今回のカフェは、ワーカーズコレクティブという方法で「カフェレストランぽまと」を運営する女性たちがゲストです。
 生協を通して安心・安全な食品を購入していた彼女たちが、なぜカフェレストランを始めようと思ったのか? ワーカーズコレクティブについても伺いながら、どのように役割分担をしているのか、また、レストラン運営の工夫や、地域とどのように繋がっているのか等などをお聞きしました。
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 今回お話くださったのは、平林洋子さんと河内山好恵さんです。
 まずなぜこのようなことを始めたのか? お二人とも生活クラブ生協の組会員です。個別配送が多い今日この頃ですが、そのために外から人を雇うより組合員に還元しようという生活クラブ生協の考え方で、有償の配送員として働いていたそうです。配達をしながら、もっとそれぞれの特技を生かせる仕事はないかと考えていたそうですが、時々参加する研修会で、「ワーカーズ・コレクティブは携帯1つで出来る!」という話を聞き、つい(?)その気になったのが始まりだそうです。
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 さて、ワーカーズ・コレクティブって・・・? いただいた資料によると、

 地域に暮らす人たちが、「あったらいいな~」と思われる<もの>や<サービス>を、「自分たちで作っちゃえ!」と事業化することです。自分たちで出資し、みんなで経営しながら働く・・・やとわれない働き方です。また、ボランティアではないけれど、営利を目的としない事業です。

 というわけで、最初は携帯1本を契約し、出来ることから始めようと「助け合いワーカーズ」を立ち上げました。これは生活クラブ生協の組合員からの様々な依頼に答えるものです。例えば草むしり、掃除、留守時の犬猫のえさやり
という具合です。
 その後2005年に「ワーカーズ・コレクティブa.n」を設立しました。生活クラブ生協の狭山エリアにチラシを配布してPRにも努めたそうです。

 「ぽまと」を始める動機となったのは、生活クラブの「メゾン構想」(食や福祉を通して、もっと地域に密着し貢献していこうというもの)に参加したことで、活動拠点が鶴ヶ島だったこと、配達された消費材(食品や日用品等)の仕分けの業務委託を受けたこと、建物自体は生活クラブ生協で借りているのですが、2階に使われていないレストランスペースがあったこと!!と、おっしゃいます。
 食材に自信がある平林さんや河内山さんたちは、このような安全で美味しいものをクラブの会員以外の人にも食べて実感して欲しいと思っています。一人暮らしの方がレストランに足を運んでくれて、ここで会話を楽しみながら食事をしてもらいたいとも。共感した人が一人でも二人でも仲間になってくれればそれも嬉しいでね。

 「ワーカーズ・コレクティブa.n」は2006年にNPO法人となりましたが、これは個人の責任にならないようにという配慮からでした。法人格を持っていないと、通帳などは個人名になってしまいます。NPO法人でも代表は立てなくてはなりませんが、気持ちはずっと楽になります。

 「NPO法人a.n」は、最初から取り組んでいる助け合いチーム、荷分け作業を請け負うケチャップチーム、保育を担当する苺チーム、そしてレストランのぽまとチームに分かれ、それぞれのチームごとに活躍しています。
 ぽまとチームはこの日のお二人とチーム代表の中野さんの3人、それに手伝いの2人で運営しています。食材にこだわり家賃を払っての経営ですから、なかなかメンバーの収入に繋がりません。毎日をこなすだけで精一杯で、看板も出したいと言いながら、まだ出せていません。この日の参加者も「どこにあるのか知らない」という方がほとんどです。
 しかし、じわじわと口コミで広がり、時には百食以上のお弁当を頼まれることもあります。開店して1年、まだまだ課題はありますが、みんなで話し合い、力を併せて経営していくという醍醐味は、ワーカーズ・コレクティブだからこそ!! です。
 推進センターでも時々お弁当をお願いするのですが、ほんとうに美味しいです。
 お店にはフェア・トレード(発展途上国の中でも特に農村部や女性たちの自立を助ける製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である)の商品が置かれていたり、セミプロの方の陶器なども並べられています。大きな窓のある開放的な、暖かい雰囲気のお店です。

 ワーカーズ・コレクティブは、いろいろな方法と形態で各地に広がっています。中には着物のリサイクルを手がけて、大きな利益を得ているところもあるそうです。お話を伺って、「私にも出来るかも」と思った方もいらっしゃるのでは?

 これから始める人へのアドバイスは、まずどんなことをやりたいのかプランをしっかり立てること、一人ではなく3~4人が最低の形であること、そしてよーく話し合ってから始めることだそうです。
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 テーマのせいでしょうか、女性が多いカフェでした。
 後半はいつものようにコーヒーとお菓子で、和やかに談笑しました。
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by sikatu5600 | 2010-02-02 14:52  

第4回つるがしま文化塾 「郷土・鶴ヶ島を知ろうⅡ」~高倉のまちづくり~

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 去る1月23日(土)に、第4回「つるがしま文化塾」が開催されました。
 「つるがしま文化塾」は、企画・運営スタッフ(10名)が毎年企画の段階から講座を作り上げています。今年度の文化塾は「郷土を知ろう」ということに重点を置いて企画されました。高倉地区は、地域が一丸となって「鶴ヶ島市ふるさとの郷(むら)構想」を進めています。地域を知り愛着を持つことによって、子どもたちに残すふるさとをもっと良くしたいという気持ちも生まれます。そこから地域活動に繋がると素敵ですね。

 今回は企画スタッフの一人・森崎隆一氏が講師です。高倉地区で毎年開催される「菜の花まつり」のなかで「菜の花ウォーク」を実施しているのですが、森崎氏は実行委員長を務めています。
 さて、「高倉の話だけでは時間がもたないよ」とおっしゃっていた森崎氏は、いろいろ下調べをされて、鶴ヶ島市の概要から話し始めました。鶴ヶ島市って埼玉県のほぼ中央に位置するのですね。
 明治22年に3,221人だった人口は、昭和41年に町になったときに10,059人、市になった平成3年には63,723人、そして現在(平成21年12月1日)は69,974人となっています。森崎氏はいろいろな資料を用意してくださいましたが、その中には、「人口、交通、公共施設(主なもの)の推移」という表があり、見比べてみるとなかなか興味深いものでした。
 指定文化財一覧表もありました。鶴ヶ島市にはどんな種類のものがいくつあるかご存知ですか? 青字をクリックすると見られますので、是非ご覧ください。
b0149303_1382993.jpg 他にも「市民農園」、「市民の森」、「区画整理事業」、「開墾」、「鶴ヶ島市民憲章」から「鶴ヶ島音頭」や「ふるさとの四季」の音符付き歌詞まで!!普段まとめて見ることのない資料は、大変興味深いものでした。それも手書きです!お疲れ様でした。

 もちろん、高倉のまちづくりについても抜かりはありません。ご自身が実行委員長を務める菜の花ウォークについては地図に落とした歩くコースを見ながら説明され、「鶴ヶ島市ふるさとの郷(むら)構想」については、担当職員が作成した資料を基に説明されました。これは不正確なことを話してはいけないと、森崎氏が職員に依頼して作ってもらったそうです。全文は市のHPに載っています。こちらもクリックしてみてくださいね。
b0149303_13371993.jpg 下調べを十分にされたことが伺えるお話で、皆さんも満足な様子でした。

 次回の「つるがしま文化塾」は、2月20日(土)です。「NPO団体と交流しよう」というテーマで、つるがしま里山サポートクラブが管理をしている市民の森を訪ね作業を体験させていただいた後、「ここほっと」で昼食を摂りながらお話を伺います。実際に活躍している市民のお話は、参考になりますね。その後は東公民館を見学して解散です。
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by sikatu5600 | 2010-02-02 13:39