見て、聞いて、体験して・・・
2010年 02月 25日
2月20日(土)は、つるがしま文化塾が開催されました。
今回『「NPO団体と交流しよう』がテーマ、交流をするのは、「NPO法人つるがしま里山サポートクラブ(以下、里山サポートクラブ)」と「NPO法人鶴ヶ島市学童保育の会」が経営するコミュニティ・レストラン「ここほっと」です。
まず東公民館にて、「里山サポートクラブ」の吉井さんから活動内容を伺いました。
活動の写真を示しながらの説明は、興味も倍増です。
「里山サポートクラブ」は、地域に残された里山(樹林地・河川)の保全・回復活動を通して、市民の交流・親睦を図り、また、良好な樹林地と清流を継承していくことにより、未来の子どもたちに、里山の残る穏やかな暮らしを残すことを目的としています。
手入れの必要な樹林地を地主さんから市が借り上げ、地主さんに代わり里山保全活動をするのが「里山サポートクラブ」です。その樹林地は「市民の森」として市民に開放されています。
飯盛川と大谷川では、ゴミ拾いや枯れ葦の除去と魚類調査を行い清流を取り戻す活動もしています。他には子どもたちが里山・里川に親しめるようなイベントも随時開催しているとのことでした。
また、社会福祉協議会が毎年募集をしている、夏休みのボランティア体験にも協力し、中学生を受け入れているそうです。
里山の利用方法に関しては、吉井さんが子どもの頃に体験したような積極的な利用方法(野山が子どもたちの遊び場だった)から、もっと静かに、せいぜい散歩をするという利用法まで、考え方は人それぞれです。
新たにもう一箇所「市民の森」の管理を引き受けるという「里山サポートクラブ」ですが、地主さんだけでなく、その地域の人たちと、どのような「市民の森」にしたいのか、話し合いながら進めたいと話されました。
その後実際に「市民の森」に移動して・・・
作業中の会員の手ほどきを受けながら、伐採作業を体験しました。
作業終了時には豚汁をご馳走になり、感激!です。
とても美味しくて(すぐ後にお昼が控えているというのに)みなさんは(筆者も)「お代わり」をしていました。
その後は「ここほっと」に伺いました。
タイムリーなことに、この日の朝、NHKで子育て中の親子が集えるコミュニティ・レストランとして紹介されていました。
レンタルボックスやイベントチラシなども置いてあり、アットホームな雰囲気です。
「NPO法人鶴ヶ島なごみ」でも活躍されている御澤雅江さんの写真展も開催中です。
そこに御澤さん登場!さっそく写真の解説をお願いしました。
ランチメニューは3種類のうちから選べます。今回はデザートセット付きでお願いしました。
食後は「ここほっと」の森さんからお話を伺いました。
元々は、学童保育のおやつ作りの場としての場所を探していたところ、ちょうど良い具合に休業中のレストランがあり、そこのオーナーに交渉して「地域貢献も考えてもらえるなら」という条件で借りることが出来たのだそうです。
そこで出来たのがコミュニティ・レストランです。
学童保育の会はどちらかというと、組織内で物事が解決してしまう組織ですが、そこをあえて外に向けていこうという試みを「ここほっと」で実験していると言ったらいいのでしょうか?
学童保育は働く親に代わって、放課後の子どもたちを保育する場ですから「第2の家庭」というスタンスで運営しているのだそうです。手づくりおやつにこだわるのも、そういうことなのですね。
学童保育で良い実践をしながら、地域のコミュニティもしっかりしていくというのが、子育てに望ましいことはいうまでもありません。
お話を伺っている間にも、知った方々がふらりと入ってきます。こんなお店が市内のあちらこちらに出来ると素敵ですね。
最後に東公民館を見学する予定でしたが、この日に参加した皆さんはすでに利用している方々ばかりだったので、省略して解散となりました。
3月は今年度最後の文化塾です。今年の反省・感想と、来年の企画をみんなで考えようというテーマです。
今回『「NPO団体と交流しよう』がテーマ、交流をするのは、「NPO法人つるがしま里山サポートクラブ(以下、里山サポートクラブ)」と「NPO法人鶴ヶ島市学童保育の会」が経営するコミュニティ・レストラン「ここほっと」です。
まず東公民館にて、「里山サポートクラブ」の吉井さんから活動内容を伺いました。
活動の写真を示しながらの説明は、興味も倍増です。
「里山サポートクラブ」は、地域に残された里山(樹林地・河川)の保全・回復活動を通して、市民の交流・親睦を図り、また、良好な樹林地と清流を継承していくことにより、未来の子どもたちに、里山の残る穏やかな暮らしを残すことを目的としています。
手入れの必要な樹林地を地主さんから市が借り上げ、地主さんに代わり里山保全活動をするのが「里山サポートクラブ」です。その樹林地は「市民の森」として市民に開放されています。
飯盛川と大谷川では、ゴミ拾いや枯れ葦の除去と魚類調査を行い清流を取り戻す活動もしています。他には子どもたちが里山・里川に親しめるようなイベントも随時開催しているとのことでした。
また、社会福祉協議会が毎年募集をしている、夏休みのボランティア体験にも協力し、中学生を受け入れているそうです。
里山の利用方法に関しては、吉井さんが子どもの頃に体験したような積極的な利用方法(野山が子どもたちの遊び場だった)から、もっと静かに、せいぜい散歩をするという利用法まで、考え方は人それぞれです。
新たにもう一箇所「市民の森」の管理を引き受けるという「里山サポートクラブ」ですが、地主さんだけでなく、その地域の人たちと、どのような「市民の森」にしたいのか、話し合いながら進めたいと話されました。
作業中の会員の手ほどきを受けながら、伐採作業を体験しました。
作業終了時には豚汁をご馳走になり、感激!です。
とても美味しくて(すぐ後にお昼が控えているというのに)みなさんは(筆者も)「お代わり」をしていました。
その後は「ここほっと」に伺いました。
タイムリーなことに、この日の朝、NHKで子育て中の親子が集えるコミュニティ・レストランとして紹介されていました。
レンタルボックスやイベントチラシなども置いてあり、アットホームな雰囲気です。
「NPO法人鶴ヶ島なごみ」でも活躍されている御澤雅江さんの写真展も開催中です。
そこに御澤さん登場!さっそく写真の解説をお願いしました。
食後は「ここほっと」の森さんからお話を伺いました。
元々は、学童保育のおやつ作りの場としての場所を探していたところ、ちょうど良い具合に休業中のレストランがあり、そこのオーナーに交渉して「地域貢献も考えてもらえるなら」という条件で借りることが出来たのだそうです。
そこで出来たのがコミュニティ・レストランです。
学童保育の会はどちらかというと、組織内で物事が解決してしまう組織ですが、そこをあえて外に向けていこうという試みを「ここほっと」で実験していると言ったらいいのでしょうか?
学童保育は働く親に代わって、放課後の子どもたちを保育する場ですから「第2の家庭」というスタンスで運営しているのだそうです。手づくりおやつにこだわるのも、そういうことなのですね。
学童保育で良い実践をしながら、地域のコミュニティもしっかりしていくというのが、子育てに望ましいことはいうまでもありません。
お話を伺っている間にも、知った方々がふらりと入ってきます。こんなお店が市内のあちらこちらに出来ると素敵ですね。
最後に東公民館を見学する予定でしたが、この日に参加した皆さんはすでに利用している方々ばかりだったので、省略して解散となりました。
3月は今年度最後の文化塾です。今年の反省・感想と、来年の企画をみんなで考えようというテーマです。
by sikatu5600 | 2010-02-25 13:53