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バリアフリーの学習

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 今日は杉下小学校の生徒たち(何年生か聞き忘れました・・・)が大勢推進センターにやってきました。耳が聞こえない、眼が見えないなど、街の中で不自由を感じている人のことを調べているのだそうです。(推進センターに入ってくる前には、ワカバウォークの中を調べていたようです。)推進センターに入って来て一番の質問は、「ここには手話が出来る人はいますか?」

 推進センターには手話が出来る職員が2人います。だから聴覚に障害のある方が、よく相談や、話をしに来館されます。今日はちょうどNさんが来館中でした。そして手話の出来る職員・宮崎も勤務中です。早速Nさんを交えて学習です。
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 生徒たちは「町の中でどんなことが大変ですか?」「どういうことが不便ですか?」「手話を覚えるのは大変ですか?」などなど、真剣に質問していました。
 反対にこちらからは「聴導犬って知ってる?」と質問してみました。盲導犬は知っていても、聴導犬のことはなかなか知りません。生徒たちも知らないようでした。調べてみると、現在日本で活躍している聴導犬はわずか18頭だそうです。 
 聴導犬の役割は、「火災報知器などの警報、玄関のブザーや電話などの呼び出し音、目覚まし時計の音などを聞き分ける。音の種類によって飼い主への合図を変えることによって、必要な情報を飼い主に正確に伝える。また必要に応じてそれら音の発する方向へ誘導を行う。特に、警報音では、眠っている飼い主を起こし、避難を促すなど、命を守る働きをする。」(ウィキペディアより)ことだそうです。
 ところで日本で一番最初に聴導犬を育てたのは、ふじみ野市(旧大井町)のドッグセンターです。そしてその第1号犬と第2号犬は、なんと鶴ヶ島市にやってきました。Nさんは第2号犬がパートナーでしたが、残念ながら第2号犬は病気でなくなってしまったそうです。
 偶然居合わせたNさんさんとも話しが出来て、杉下小学校の生徒たちは良い学習が出来たのではないでしょうか。
 

by sikatu5600 | 2008-11-28 16:54  

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